塩沢紬体験会 〜伝統を学び、未来へ紡ぐ〜

8月事業では、地域の魅力を深く知るために高校生と織元酒井織物の工場見学や体験会を行い、塩沢紬の歴史や手法を学びました。

その後、グループディスカッションを行い、塩沢紬の現状や課題などを考え、今後についても一緒に検討しております。

また、当日は国際大学生も参加していただき、転入者の視点から地域の魅力を聞き、多様な視点で魅力について考えました。

はじめに、織元酒井織物有限会社様から歴史や手法を学び、地域の伝統を教えていただきました。また、工場見学を行い昔ながらの制作手法を学んでおります。

その後、絣糸づくり体験と糸掛け曼荼羅制作を体験してきました。

昼食は塩沢紬と縁の深いへぎそばを味わっていただきました。織物の緯糸(よこいと)を張るために布海苔が使われ、身近にあるこの布海苔を使って蕎麦がつくれないかと考えたのがきっかけだったといわれております。「へぎそば」は、布海苔が入ることで、ツルツルとした食感と弾力のあるコシが生まれることで有名です。

塩沢紬の伝統を深く理解していただいたのちに現在塩沢紬がおかれている現状について説明を受けたあと、伝統的工芸品について、塩沢紬の今について『伝統工芸(塩沢紬)が身近になるためには』をテーマにグループディスカッションを実施しました。

参加者からは、「国際大学の方と一緒に地域の魅力について考えたことで、バックグラウンドが違うまったく違う目線で意見が聞け、大きな学びがあった」と次につながるご意見もいただいております。

当日ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました企業の皆様、本当にありがとうございました。

事業当日の風景を動画にしましたのでご覧ください。
【YouTube】

https://youtu.be/-M5L6tOePeI?si=A6QNS5JLRr04weTP

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