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6月25日(水)、湯沢町公民館にて2025年6月例会・雪国地域連携委員会 「好き」を「伝える」へ!南魚沼の魅力発見&発信アイデア創造ワークショップを開催しました。
例会のセレモニーでは、新入会員の山本蓮くん、富所翔太くんのJCバッヂ授与式が行われました。お二人の入会により、雪国青年会議所の新たな力として今後の活動への参加を期待しています。
その後、地域の事業者や地域おこし協力隊の現役・OBOG、行政担当者様、観光協会担当者様にもご参加いただき、90分間のワークショップを通じて南魚沼の魅力を再発見し、効果的な発信方法について活発な議論を行いました。
【ワークショップ概要】
テーマ:「『好き』を『伝える』へ!南魚沼の魅力発見&発信アイデア創造ワークショップ」
参加者の皆様には、まず「私の好きな南魚沼Best 3」を挙げていただき、その理由やエピソードを深掘りしていただきました。その後、グループワークで魅力を共有し、具体的な発信アイデアを創造する時間を設けました。
【各グループの発表内容】
1. 外国人観光客向けの「体験ツアー」
ターゲット: 台湾やアジア系、特に中国人観光客
コンセプト: 観光客が少なくなる秋冬春の「隙間時期」に焦点を当てた地域魅力発信
春の山菜採りや田植え体験、夏のホタルガイド、秋のきのこや長芋採り体験など、四季を通じた自然体験を提供。SNSでの発信と合わせて、体験による感動から生まれる口コミでのネットワーク拡散を重視する戦略が印象的でした。
2. 南魚沼の「水」をテーマにした体験旅
ターゲット: 都市部出身の若年層
コンセプト: 五感で体験する水(見る、触れる、口にする)
雪景色や雲海、ダムなどの「見る水」、川遊びや温泉での「触れる水」、そして地酒を含む「口にする水」まで、水の様々な形態を季節の変化とともに楽しむユニークな提案でした。
3. 都会の忙しい人々向け「あなたの知らないゼロツアー」
ターゲット: 東京や関東圏で仕事に追われている20代〜40代
コンセプト: 「何もない」ことも魅力とした田舎体験型プラン
携帯電話を没収し、自分で食材を採り、火を起こす体験を通じて自然に没入する「ゼロ」の体験。都市部での疲れを癒やす新しい観光スタイルの提案でした。
4. 「農作業体験」を通じた南魚沼観光(百姓体験)
コンセプト: 南魚沼に観光できて働いてください
特徴: 朝5時からの田植えや稲刈りなど農作業の厳しさを体験
汗を流した後にガス釜で炊いた絶品のお米を、白鳥山などの美しい景色を眺めながら農園の倉庫で味わう「ご褒美」までがセットになった、一生の思い出となる体験プログラムの提案でした。
5. 自然の絶景鑑賞・撮影ツアー
ターゲット: 40代〜50代の写真愛好家や絶景好きの旅行者
特徴: リアルタイム情報発信とライブ配信の活用
雲海、雪景色、紅葉と雪のコントラストなど、南魚沼の四季折々の絶景をリアルタイムで発信。プロカメラマンとの連携によるSNS拡散戦略も提案していました。
6. 南魚沼への移住促進と住みやすさのアピール
コンセプト: 「完璧な、一番住みやすいパーフェクトな街」
戦略: YouTubeインフルエンサーとのコラボレーション
交通の便の良さ、豊かな食文化、雪のアクティビティ、美しい自然という4つの柱で南魚沼の住みやすさをアピール。雪の大変さもあえて前面に出すことで、逆に受け入れられるのではないかという提案でした。
【活発なフィードバック】
各グループの発表後には、実現可能性や効果的な発信方法について活発なフィードバックが行われました。ターゲット設定の明確化、発信媒体の選択、地域資源の活用方法など、建設的な意見交換が続きました。
【懇親会で深まる交流】
ワークショップ終了後は高野屋での懇親会に移り、参加者同士の交流がさらに深まりました。ワークショップで生まれたアイデアについて、より具体的な実現方法について話し合う姿が多く見られました。
【おわりに】
今回のワークショップを通じて、改めて南魚沼地域の豊かな魅力と、それを発信する多様な可能性を確認することができました。参加者の皆様の「好き」から始まったアイデアが、今後の地域魅力発信の具体的な取り組みにつながることを期待しています。
雪国青年会議所では、今後もこのような地域の魅力発信に向けた取り組みを継続してまいります。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。